音楽と映像とガジェットの四方山話

アラ還おじさん趣味の四方山話Blog

僕が写真を撮るようになった

・僕は写真の事はよくわからないです。
それでも毎月100枚から200枚の写真を取って100枚から150枚撮り損ないのデータを消します。撮れたもののほとんどはBlog、FacebookinstagramTwitterにUPします。
 
・最近やっと気がついたのですが、僕はガーリーフォトが好きだってこと。
写真の王道といいますか、本流のような物があります。写真の素人の僕には上手に説明できないけれど、その本流から分岐するのではなく、新しい文脈として生まれたガーリーフォトやその感覚で撮影された写真が好きだし、自分もそのような写真を撮ります。
また現代は、月刊誌などの商用写真もガーリーフォトのテイストをもったものが多く流通しています。本屋でそんな写真の掲載された月刊誌をパラパラ眺めるのが楽しいです。
 
・ちょっと個人的メモとして
1986年7月に使い捨てカメラが出てきて女子高生が飛びつく。(後に「使い捨て」って言葉が悪いということで、「レンズ付きフィルム」になるけれど、なんかねぇこの言いまわし)
それまでに、ポラロイド写真に油性ペンで僕も落書き(おしゃれだと思っていた)したりしていましたが、同じように、もっと可愛く彼女たちはプリントに落書きしていました。
1995年7月にプリント倶楽部(プリクラ)が出てきて、プリクラ+プリ帳がある意味今のSNSかも。
同じく1995年に、HIROMIX長島有里枝蜷川実花の写真集が注目される。僕自身はHIROMIXの写真に衝撃を受けました。
1970年代のアラーキーの私写真は、大きな本流とガーリーフォトの間にいるような気が僕はします。ガーリーフォトは何かを切り取るのではなく、好きなもの、あっと思ったもの、お友達に見せたいものをパチャパチャと撮る感覚。でもアラーキーの目はやっぱり写真家の目なんですよね。悪いとかじゃないですよ。
1999年にチェキ発売。
2000年に写メール登場。ガラケーでバスの時刻表を撮影する女子高生を見た時、そうかメモ代わりに使ってもいいんだと始めて気が付きました。
instagramというかインスタ映えはガーリーフォトの文脈の中に、SNOWもプリクラの文脈の中にあると僕は思っています。
 
・開き直って写真を撮りだした
デジカメの登場で気軽に写真が撮れるにようにもなったにもかかわらず、何をどう撮影すればいいのか見当もつかない。ふと女子高生がバス停で時刻表を撮影しているのを思い出して、メモでいいやと写真を撮りだしました。最初は見せられるようなものではなく、こりゃダメだと思いほとんど消しました。でもネットに流れる写真を眺めるうちに、なんでもいいんだって感覚になり、今は遠慮なくUPし続けています。それから6年ほどたって、あぁ僕はガーリーフォトのような感覚で撮影するのも好きだし、そんな感覚で撮影された写真が好きなんだと今更ながら思った次第です。当然といえば当然ですが、今ほとんどの写真はスマホで撮影しています。