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我が家のカメラ遍歴 その8


8代目は、カムコーダ兼カメラの三洋電機さんの Xacti C5 です。7台目のカムコーダのCCDがおかしくなり撮影できないので、もともとほしいと思っていたこいつを、7台目のバックアップ機材として購入しました。
普段からカメラやカムコーダを持ち歩きたいな、なにかあったら撮影したいなと思っていてもデジカメ一台ならなんとかなるけど、カムコーダまでなると荷物がふくれあがるのでこいつならと思っていたのです。でもねちょっと中途半端な機械です。
カメラとして、光学式にズームできるのですが、こちらの調整もあると思いますが、なかなかピントがあわない。被写体に近づく単焦点レンズのカメラの様な体の動作(前後に動く)でこの問題を解決しています。基本的にカムコーダとして設計し、カメラはおまけの感じがします。でも2台持ち歩かなくてよいのは助かります。
カムコーダは、モニター画面を開いたら相手側を向いている背の部分にマイクがついています。レンズのズームの際の機械ノイズがはいりますし、あまり良い音のマイクとは言えません。最近のメモリーに記録するカムコーダ同様に外部マイク端子がありません。カメラのノイズを避けたり、記録として音声もそれなりにきちんと収録しようとすると、マイク端子は必要です。もちろんアマチュアがお手軽に使うので、プラグインパワーのマイクでOKなんですが。
良いとこもあり、悪いところもあり、写真はJPEGのみで画質もそこそこ、動画はMPEG4 H264で汎用性があります(あまりきれいでない)。MACへの取り込みはG4MAC時代、時間がかかりましたが、インテルMACだとすいすいです。
結論からすると、「あっこれ!」という緊急の映像を撮るなら iPhone の様な携帯端末で十分ですね。写真ならデータをその場からUPと同時に写真の保存場所(クラウド)から機械的Tweet 。また動画なら撮影後に簡単な編集をし、YouTube にUPすればいいかな。iPhone3GS ならその場で Ustream 放送も可能ですしね。恐ろしいダダ漏れ時代になりましたね。僕は iPhone 持ってますがまだこの様な使い方ができないので、ちょっと練習が必要です(笑)。
また「きちんと撮りたい」「時間がある」そんなときは、カメラやカムコーダで撮影し、家に帰ってきちんとPCに取り込めばいいので、動画を中心とするのか静止画なのかでカメラに動画撮影機能があるものか、カムコーダで静止画をとるのか機材を選べばいいかなと思っています。
そろそろ僕も録画するカムコーダをフルハイビジョン対応に変えていかないといけないと思っていますが、入口から出口までそろっていないのが現状です。
まず入口のカムコーダはHDかSDの画像の選択ができます。ネットで使うなら軽いSDで当面いいだろうとおもいます。家族や友人たちとの記録として残すならやはりHDかな。
問題は出口です。iPhoneiPod の様な携帯端末でフルハイビジョンを見たいとは思いませんが、 iPad や AppleTV のフルハイビジョン化が待たれます。(iPadは元データがフルハイビジョンでも、多少間引き再生でいればいいのですが、フルハイビジョンの映像データを取り扱えません。内蔵されているチップの性能向上を待つ必要があります)そんな事もあり、当面個人的な撮影はSD中心かなと思っています。あの機械用にこれ、その機械用にあれとデータを何個も作るのは馬鹿馬鹿しいです。一つのHD映像を、再生装置が画面の性能にあわせてそのまま再生するか、間引いて再生するそのような時代が待ち遠しいです。
将来をみてカムコーダは当然HD対応でなおかつSDもOKの物を用意する。問題は軍資金のみ。米国の国内事情や需要もあるのでしょうかMACのフルハイビジョン完全対応、BDへの対応が待たれます。BDは人類最後の円盤メディアになるのかなとも思っています(笑)。すべてはメモリーにすべてはクラウドにそして分散化? 時代の曲がり角かもしれませんね。