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我が家のカメラ遍歴 その3


オリンパス トリップ35
1968年発売、以後20年間、シリーズ生産台数1000万台を突破した超ロングベストセラー機とのこと。
1960年発売の世界初となる本格的EE機オリンパスオートアイの後継機、ペンEESをベースにしたフルサイズの小型EEカメラ。
小旅行に気軽に持って行けるカメラとして「トリップ」と名付けられたそうです。
たぶん1970年以降に我が家に来たはずです。小学校の遠足(神戸ですから奈良や京都が定番)にカメラを持って行って撮影したものが残っています。小学校六年生の修学旅行は、まちがいなくアサヒペンタックスの一眼レフの記憶がありますが、それは「修学旅行だから一眼レフを貸してくれ」と親父にたのんだので覚えています。それ以外は、本来親父の予備カメラなのですが、僕の遠足のおともでした。でもフィルム1本、現像まですると、こずかいすべてが飛んでしまう、大事業だったのです。
最近といってもここ10年くらいかな、トイカメラなんてのがはやっており、またこのカメラの様な古いカメラがもてはやされていますね。レンズが悪くなっていたりして、写真の四隅がすこし暗くなるなど、味がある写真が撮れる?という不思議な価値観が生まれているようです。友人に「せっかく古いおもちゃの様なカメラがあるのだから、月にフィルム1本くらい撮ったら」と言われています。リバーサルで撮って、幻灯機あるけどマウントつけないで、写真屋さんでそのままフィルムスキャナーで取り込んでもらってCD-Rに焼く。そうしようかな? でも月1本、デイライトフィルム入れているのに、急に喫茶店での撮影がしたくなったら、、、なんて撮りもしないのになやんでいます。でもややこしいし、お金かかるし、、、昔から金のかかる趣味なんですね、写真は。本格的にのめり込まなくてよかった(笑)。