音楽と映像とガジェットの四方山話

アラ還おじさん趣味の四方山話Blog

Fender 59 BASSMAN Reissue

  • 神戸三ノ宮リードマンで1995年8月27日購入
  • シリアルNo.07990 で製造年月はわかりません。
  • ツイードにラッカー塗装されていない reissue 初期のモデルです。
  • reissue ですが、ハンドワイアリングでなく基盤を使っています。ですから、昔の物とは、音ちょっと違いますよ。
  • 現在もギターアンプ兼ベースアンプとして使用

その昔、アップルの屋上でポールが使った、銀パネの BASSMAN がほしかったのです。ポールというよりも正確には YES のクリス・スクワイヤが使っていたからです。2チャンネル別々にトーンコントロールできるので、Rickenbacker のベースをステレオ(R.O.S)で出力し、フロントピックアップとリアピックアップそれぞれ別のチャンネルに入れて音を作るためです。しかし中古アンプが入手困難だったため、レオ・フェンダーが新しく興したミュージック・マンのアンプでお茶をにごしたのです。
そのあとだんだんと鋭利な音から歌物バック用の丸い音を出すことに気持ちが変わり、こんどは AMPEG の B-15 がほしくなりました。コントラバスでも使ってみたくなったのもあります。その時期の現行モデルは B-15T で真空管ではなくトランジスタ仕様でしたので、管球式は中古市場を探さないといけない、あってもリストアが必要な状態でした。
そんなこんなで時間が過ぎていったとき震災にあいました。「そうだ家もなくなったから B-15 でも買おう」と楽器屋さんを周りましたが、店を再開するのがやっとの時期でしたので、探す手間などもなく同じように古い設計で新品、リイシュー物のこいつを買ってしまいました。エルビスのバックのビル・ブラックもコントラバスやオリジナルのプレベをこいつにつないでいたので、「あっ、両方使える。ギターアンプにも使えて便利や!」と買ったのです。
現在は、小型で軽い高性能なアンプがあるので物色中です。
それでもやっぱりB-15 と銀パネの BASSMAN はほしいです。