音楽と映像とガジェットの四方山話

アラ還おじさん趣味の四方山話Blog

我が家のTVの歴史(高性能なTVはいらないよ)

●一代目
僕の生まれる前、皇太子殿下と美智子様のご成婚のTV中継は、市電に乗って親戚の家までTVを観に行ったそうです。我が家は、オバンが僕をだしに「孫がテレビ見たいから買おか」と本当は自分が相撲を観たいのに大義名分を一発かまして購入したそうです。
東芝製、白黒、管球式、VHFのみ、4本足付き、ボディー木製、画面前の扉はなし、ただし豪華な垂れ幕付きでした。東京オリンピックを親父の膝の上で観た記憶があるので1964年までに購入。親父に確認したが、1962年から1964年の間のようで記憶がさだかでない。
●二代目
たぶん松下電器製、白黒、トランジスタ、VHFとUHF、ボディー赤色のプラスチック製。一時期画面のまえに青色のぺらぺらのレンズをつけて、親父と一緒にプロレスをよく見ていました。
●三代目・四代目
東芝製、カラー、トランジスタ、VHFとUHF、ボディーは銀色のプラスチック製。
このころビデオゲームがでたが、TVにビデオ端子などなく、まずゲーム機にアンテナを接続、ゲーム機からテレビにアンテナ線を接続。関西ならNHK総合2chのためゲームの信号は1chの信号で。関東ならNHK総合が1chのためゲームの信号は2chで出力。ゲーム機に出力チャンネルの切り替えがあり、TV側は、こちら関西は1チャンネルに合わせてゲームをした。(任天堂ファミコンが出る前の話)
メーカー不明、白黒、トランジスタ、VHFとUHF、小さな赤色のサブテレビ(四台目)もありました。
●五台目
たぶん三洋電機製、LSIやICだらけ、VHFとUHF(BSはまだ始まっていない)なんとチャンネルをガチャガチャ回すものから、フェザータッチを経由せずいきなり赤外線リモコン。ボディーはつや消しの黒色。RCAのビデオ端子もありベータマックス(途中からVHSに)、レーザーディスクキャプテンシステムを接続していた。結構長持ちしたが、神戸の震災で中の基盤にヒビがはいり廃棄。
四台目現役
●六台目
SONY製、海外向け仕様、免税店で購入(NTSC,PAL,SECAM対応)色温度は6500Kでした。
VHS、レーザーディスク、が接続されていた。DVDはまだない。
電源部不良、海外向けなのでリコール対象にならず、1994年から2000年だったかな6年で引退。
このときSONY製のPC用モニターでTV機能内蔵の物もあったがほとんどモニターとして使用。
四台目現役
●七台目 八台目
松下産業、2000年に購入、2010年にHD化するので、それまでのつなぎと28インチを2万円台で購入。結局HD化は2011年7月に伸びましたが、2010年にHDTVを購入しリサイクルへ。
お袋が手元に置きたいと三菱電機製14インチの小さな物を購入。結局ほとんど使わないままアナログ停波となる。この八台目は四台目の代替品
●九台目 十台目(ここから地上デジタル波対応)
SONYの32型デジタル放送対応HDTVを2台購入
八台目最後のアナログTV、現役だが停波するので廃棄にするか? 

1964年から2010年の46年間でアナログTVが8台、といっても2台ダブっている時期が2回あるので、実質6台。46年で6台ということは1台あたり7.6年も使用していることになります。震災などがなければ8年とかになっているかも。
何が言いたいかといいますと、TVは結構長い間つかいます。そのとき高性能でもすぐに陳腐化します。そうですTVは画面さえそこそこなら後はSTBやゲーム機などにいろんな機能を補ってもらえばいいのだと思いました。
アナログ停波を迎えて、いったい我が家で何台TVを今まで購入したのか確認してみたのです。それで余計にTVの高性能な物はいらないなぁと感じたのです。