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イマジン

夢や希望をイメージすると言えばジョン・レノンの「イマジン」が思い浮かぶのですが、2001年9月11日ニューヨークでテロが発生しその直後から、「イマジン」をよく耳にするようになりました。英国新聞社のインタビューにオノ・ヨーコ氏が応じたとき、イマジンの歌詞のアイデアはヨーコ氏の記憶に基ずくものであることがあきらかにされました。第二次大戦中、防空壕のなかで爆撃に脅えながらも幼い弟たちと一緒に食事のことなどを空想しその状況をしのいできた思い出がベースになっているとのこと。そのような苦しみの中を通ったことがあの歌詞を生み出させたのかと、もう少し早くそのことが知られていたらなぁと残念でなりません。
1980年12月8日22時50分にジョン・レノンが打たれました。犯人のマーク・デヴィット・チャップマンは、その数年後インタビューに答えました。ジョンを信じ、彼の歌を信じていた。しかし彼の生活は贅沢で何が平和だ、彼は大うそつきだ彼を生かしていてはいけないと思いこの犯行におよんだとのこと。しかしジョンのイマジンをはじめとする歌は、こう考えると少しはよくなるよといったものであるという事が最近分かった。ジョンは探求家だったのでもし生きていたらキリストに出あっていたかもしれない。彼にも、またファンの人達にも申し訳ないことをしたといったそうです。